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千年伯爵は何がしたいのでしょう 6 マナとネア

モデムの交換はまだなんですが、セキュリティを抜いて入れ直したら、なぜかPCの調子が良くなったので、行きます。
待っていて下さった方がいらしたら(いるかな(笑))、お待たせしました!
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35年前に話はさかのぼ・・・

いや、その前に52年前があった。
マナとネアが生れたのがその位でしょうか。52年前。

そして、7千年生きてきたアダム第一使徒千年伯爵は、あの皮の部分なんでしょうか。
中身も全部7千年生きているんでしょうか(^^;

現在の千年伯爵の「中身」はマナだと思うんですが、マナ本人が7千年生きていたわけじゃなさげですよね。
マナと千年伯爵は結局どういう関係になっているのか?
それも謎です。

中身が死ぬとまた別の誰かに取り付いて(?)千年伯爵は七千年生きてきたのかもしれないです。


わかんないなりに、インチキ推測リポーターなつきは追いかけてみます(笑)

マナとネアは兄弟だった。しかし親は出てきていない。
ネアとマナが普通に人間として生まれてきたなら、ノア12使徒の子孫という事になる。

12使徒の子孫を千年伯爵という形であっても残したら、完全な「人類の終焉」じゃない。人類をどんな形でも残して良いなら、面倒な人類終焉のシナリオなんてやる必要ないだろう。

そう考えると、千年伯爵が自分自身から創ったのが、マナネア兄弟かな。
伯爵の子供ではなくて、分身みたいなもの。
だからマナネアも兄弟と言っても普通の兄弟ではない。

兄弟が作られた当時覚醒していたノア仲間にウォーカー家があったか、ノア仲間のツテで何も知らないウォーカー家へ預けられて、マナネアは「人の中」で暮らしていた。
子供の頃のマナネアの服装を見ても、マナのキャラを考えても、結構良いお家のおぼっちゃんだったように見えるし。

人の中で暮らしていたから、マナもネアも心は普通の人間と変わらないんじゃないかな

千年伯爵の中身になるのは二人のうちどっちでも良かったのかもしれないけど、兄のマナが伯爵の中身として選ばれた。

マナもネアも人の心を持っていたから、人類を終焉へ導く者(伯爵)にはなりたくなかった。
だから35年前(多分二人は17歳)、ネアはマナを連れて逃げた。

マナを伯爵の中身にするまいと、ネアは千年伯爵(の皮もしくはメモリー)を殺そうとしたんじゃないかい?
ネアは神を裏切って「ユダ」になった。

今のアレンも時々ネアになってしまうけれど、ネアマナで逃げていた当時は、マナが時々千年伯爵になっちゃったんじゃないかしら。
伯爵の外皮(あるいはメモリー)に捕まって、伯爵に取り込まれた状態でマナがネアを殺してしまったんじゃないかな。

ネアに致命傷を負わせてから、マナも千年伯爵からマナに戻った。
(ネアの最期にクロスもいたようだし。場合によってはロードもいた)

その時のネアの記憶が、212夜でアレンが見たビジョン
「ネア 僕が憎くないんですか?」
じゃなかろうか。
許してもらえるはずのない罪を犯した顔。
何だかあのマナは、目で表情で全身で、後悔と自分への絶望に泣いているように見えたけど・・。

自分がネアを殺してしまったから、マナは狂ってしまったんじゃなかろうか。

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この時居合わせたメンバーが恐らく、ネア・マナ・クロス・ロード。
丁度アレンという名前を「何かを示す」符号のように扱っている面子。
しかし「アレン」とは何だろう。
ネアのファーストネームがアレンだったのかな。

この面子でアレンを何かの符号とする相談をしようにも、一名様は正気じゃないし、一名様はすでにお亡くなりです。四人で相談して符号を決めるのはちょっと難しいかな・・・(笑)

だから、名前じゃないかなー・・。クロスが「アレンか?」って聞いたしな・・

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しかし、クロスの証言もよくわからない。
ネアが死んだ時に自分も居たとか言ってるくせに、宿主の件は知らないっておかしいだろう。
という事で、宿主の件はネアの仲間が何人かいるらしい教団へお任せになったとみた。

ネアの死体は状況からするとクロスが教団へ運んだのだろうけれど、問題は、ネアの死体を教団の『誰』に渡したんだ?
その『誰か』も当然ネアの仲間だから、テープに音声を記録され、鴉やブックマンの立ち会っている場では、クロスもネア宿主の件を誤魔化した。

『誰か』とは誰だろう。
ルベリエがネアの仲間だとクロスは知らなかった。だからルベリエじゃない。レニーは年齢的にも違う。
アポさんかな・・・・。
でもネアの死体を渡されたのがアポだったとして、アポから直接ルベリエへ死体が行ったとなると、ルベリエがとっくに枢機卿の正体(クロス襲撃への関与)に気がついているよね。
でもルベリエは枢機卿=自立型イノセンスだとは知らない。

って事はまだアレン宿主の件に関与した『誰か』がいるのかもしれない。

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アポさんもこのままでは、クロスから自分がネアに関与していると知れると思って口封じにクロスを殺しにきたのかなぁ。
もしくはテープを聴いて、クロスの誤魔化し具合からこの戦争の裏を知ったと気がついて殺しにきたか。

クロスもアポが来ると予測していたんじゃなかろうか。
しかし、アポさんが来ると予測していて、ジャッジメントしか用意しておかないクロスじゃなかろう。
致死量の血を、クロスは予測していたこの時用に自分で用意しておいたのかな。

やっぱりクロスは生きているね。うん。

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セカンドと同じようにこの死体(ネア)の脳を生き返らせろと、『誰か』にルベリエは頼まれた。
あるいはネアから、いつか受け取ることになる自分の死体を生き返らせろと頼まれていた。

しかしアポもアレンの小さい頃を知っていたフシがある。
アポは秘密裏に行われただろうネアの脳移植にどう関与したんだろう。

ルベリエがアレン(ネア)にクラウンクラウンを寄生させたのかなぁ・・。
セカンド計画では出来る事だけど、どうだろう。
アレンは再生能力がないから、適合実験と同じようやって死なれたら困るよね。
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しかし、何でネアはクロスといいルベリエ長官といい、自分が死ぬ前の時点で教団内部の人間とそんなに接触が出来ていたんだろう?
少なくとも、アレンが教団へ入ったのはネアからクロスへの指示だったらしいから、ネアにとって本当に仲間OR同士と信用出来る相手が教団にいるはずだと思う。

それがルベリエなのか、『誰か』なのか。
死体の件は横においても、まずはロードがネアの仲間としてルベリエに話しを持っていったのかな・・。
ロードは自分の扉で教団へ出入り自由だろうから。今の所それ位しか接点の持ちようが無い気がします。
信用して貰う為の人質として、ロードは自分の本体をルベリエに預けたのかな。
(14番目関係者だという寝たきりらしい老人)

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細かい経緯は不明だけれど、とにかくアレンの体にネアの脳が移植されてネア(アレン)は生き返る。
この時点でもしかしたら、アレン(ネア)からアポへ会いに行って、イノセンスを寄生させて貰ったのかも。
ただ、何かの理由から(まだ幼かったのかも)アレンにアポクリフォスが合体しておく事も、ハート適合者にする事も出来なかった。
(さぞやアレンがイノセンスとデコボコに結びつき、美しいエクソシストに育っていて嬉しかっただろう、アポクリフォス。この変態おやじ(怒)

教団内から誰かがアレンを連れ出して、そこで記憶を消去した。
(そんな事が可能なのは鴉(ルベリエの差し金)かアポだよね。多分アポだろうな。
教団内(※ルベリエ)の者からアレンを隠しておきたかった。自分が合体出来るアレンに育つまで)


無意識が呼び合うのか、誰かの意図だったのか、アレンになったネアとピエロのマナは出会った。
記憶のない弟と狂ってしまっていた兄はそれと知らず一緒にいた。

「悲しみは伯爵を呼ぶ」

アレンと旅していてマナの身に何が起きたかは不明だけど、
マナには多分悲しい何かがあって、その悲しみに呼ばれて伯爵がマナの所へ現れた。
伯爵の中にマナの魂は連れて行かれた。
(マナの墓があるなら、マナの死体位はあったんじゃないかしら。しかし、そこからして実は不明(笑)だから伯爵の人間バージョンはズバリマナかもしれない。
アニメ版は馬車かなんかに轢かれた設定になっていたようだけれど、原作にはないよね)

お墓の前で泣いているアレンに千年伯爵が「アクマ製造者」としてやってくる。
目の前の泣いている子供が一緒に旅をしてきた息子なのも、狂ってすべてを忘却し、破壊人形に成り果てた千年伯爵にはわからなかった。

そこで魔道式ボディでアレンがマナの魂を呼び戻す。
(自分の魂が呼ばれたという自覚が千年伯爵にはないとみた)
マナの魂はあの世からではなく、伯爵の中から魔道式ボディへ呼ばれたんでないかい?

よく一巻のそのシーンを見ると、マナの魂が魔道式ボディへ入ってから伯爵は一言もしゃべってない。
それどころか、アレンがイノセンスを発動したら霧のように消えてしまっている。
小説版でもマナがマナとして居るシーンで、伯爵は一言もしゃべってない。

マナの魂が抜けている間、伯爵は機械で言うならプログラムされた行動や本能的な行動は取れるけど、それ以外は出来ないんじゃないかい??
伯爵のメモリーだけだと、↑位の自我しかないのかも。

伯爵がよく見る夢でも、↑そのあたりをよく思い出せないのはマナと伯爵が分かれていたからじゃないかしら。

そしてマナから左目の呪いを受けたのは、アレンというよりネア。
エリアーデの前で、アレンの左目の中へ入っていった「D」の頭蓋骨みたいなのも、ネア。
アレンの体の中へ入る前に、すでに左目が作動していたし。

時々アレンの意思に関係なく左目が作動するのは、もう一人のアレンであるネアが動かしているのかも。
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ズゥ爺様が亡くなる時、わざわざ神田本体が誰だかわかったのも
「その人がその人である以上、変らないものがある」
という考え方がDグレにはあるからだと私は思いました。

神田に本体時代の記憶が無かろうと、真っ直ぐな本質や生き様は変わらない。
自分は蓮だと知らなくても、蓮は泥の中から天に向かってのびる。
(「あの人」は神田の姿や表面的な性格でなく、神田という人の本質を愛したんでしょうね)

私はアレン=記憶を失っているネアだと思うので、アレンがアレンである以上変わらない部分は、ネアも持っていると思います。

目の前の「悲しみ」を見捨てられない。悲しみは伯爵だけでなく、ネアを呼ぶのかもしれない。

その人の悲しみでその人を自滅させる者と、その人の悲しみからその人を救おうとする者。
ここも、対なのね。

アルマ編でも、アルマが神田を殺してしまいそうだったから、ネアがあのタイミングで「覚醒して止めた」んじゃないかな・・

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ネアの仲間に話しを戻して、少なくともクロスは騙されていた。
騙したのはアポの可能性もあるけれど、ハートの差し金だった可能性もある。


クロスの
「もっとはやく 間違いに気づくべきだったよ」
というのは、アレンは宿主でなくネア本人だった事じゃないかい。
でも、わかんないだらけ~



つ、続きます・・・



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by basarasara | 2012-03-16 16:24 | D.gray-man感想


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