いきなりつっこんで悪いんですが、今回のこのタイトル。
「一つ空いている席」
あのー・・・。
クロスの分って。
元帥の人数が決まっているというのも、会社みたいでびっくりだったんですが、、、
ケビン・イエーガー元帥が死んだ分の椅子(席)は?
すでにケビン・イエーガー元帥の存在を星野先生も忘れてるって事ないかい???
(誰かイエーガー元帥の後に元帥になったという設定の元帥がいたっけ?)
そして
無愛想系の美形キャラに×ロを吐かせるチャレンジャーな星野先生。
神田は禿げになってはいけないけど、×ロはいいのか。
個人的な事情だけど、丁度夕飯前に読んだんですよね。Dグレ。
恐いものなしだな、Dグレ!!(笑)
という事で、この日記はD,Gray-Man217夜のネバばれを色々含みます。
ネタバレはダメという方は引き返して下さいませ。
すでにネタバレな内容を書いていますけど(笑)
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※うちのブログは基本、本編を読んでいない方には良くわからない感想です。
今回の217夜は色々
「なんで??」
と疑問でございましたよ。また。
217夜は単純なストーリー展開でいくなら、
アポクリフォスにティム・神田はやられた続き。
アレン君はどうやら千年伯爵から逃げ延びたらしい。(理由や経緯は不明)
リンクは神田やティムがアポさんに何をされるか見ていた→アポさんの存在を知る
(リンク。キミはアレン君の方へ行かなくて良かったのかい??キミはアレン=14番目を常に見張っていなきゃいけないポジションだろう)
そして、神田の所へファインダーが到着。そのファインダー集団の中にティエドール元帥がいた。
アポにやられた記憶を神田が序々に取り戻し、ティエ元帥に頼む。
「二人(アレン・ジョニー)をこのまま行かせてやってくれ」
元帥は神田の頼みを聞き入れるのと引き換えに
神田が元帥になる事を神田に承諾させる。
いや・・なんちゅうのか。。。
神田が14番目になったアレンを斬るというのはわかった。
これまでの展開でそこは納得していたよ。
でも、アレン達と別行動になった神田がその決意を実行するって、、、、、
どうやって??
誰かが教団内部にいる神田に報告してくれるのを待つのだろうか。
「アレンが14番目になりました」
って。
教団内部じゃとっくにそういう事になっているだろう・・・。う~~ん・・・。
別行動した時点で、14番目になったアレンを切るのは難しいと思われ。
千年伯爵に連れて行かれる可能性はあるし、リンクやルベリエに横取りされる可能性はあるし、他にも神田の手の届かない所へ14番目が行ってしまう危険性もあるのよ。
私も、神田がマテールから帰ってきたばっかりの時は、神田が教団に留まるのを推測したけれど、それはあくまで
「戦闘になったら足手まといなオトモダチ(ジョニー)」
が、アレンの傍にいなければの大前提。
アレンがあそこまで追い詰められて危険な状態になっていなければの前提。
神田の体が「余命わずか」でなければの前提。
よ・・・。
何してるの??神田。。。
アレンの傍にお荷物(ごめんよジョニー)になる人をご丁寧に届けて、リンク(神田から見たら安心出来ない存在)がいるのを野放しにして、とんでもないイノセンス(アポ)が追いかけてきているっていうのに、、、
そうでなくてもAKUMAに追われまくり。
何でそれでアレンの傍から自分(神田)が離れるって判断になるよ~~っ
ジョニーを置いて神田が離れたら、アレンを余計にピンチする為に来たようなもんだ
ろ~~!!!
再会してから神田がアレン君にした事をあげてみると
1・ジョニーを連れてきた
2・アルマとの最後があった事を伝えた
3・アレンを乱暴にとっつかまえてアレンがたんこぶを作る
4・民衆の前でアレンに馬乗り
5・リンクの死を伝える
6・神田が刺した傷の状態確認
7・宿代を支払う
8・アレンの首を軽く切る
9・アレンに逃げない為の手錠をかける
10・喧嘩
2と7は読者もアレンも納得のアレン君の所へ来た理由や助けではあるけれど、逆にそれ以外だけを見ると、まるで逃げた妻を追いかけてきたDVの亭主です。
神田。今教団に帰ったらキミは何の為にアレン君のところへ来たんだ?
アレンに暴力をふるいに来たのと変らないだろうっ
お~いっ!!神田っっ 加藤!!
アレンのピンチを助けてやってくれ~~!!
しかも神田が元帥って(笑)
いや、なっても良いと思うよ。
実力からいけば、アレンも神田もとっくに元帥になってて良かったと思う。
でも、何だか神田を元帥にしてやれば神田ファンの読者離れが防げるだろうみたいなさ・・・。
言いたくないけど、神田ファンが喜ぶようなネタ(神田元帥になる)をふってはいるけれど、ストーリーそのものは不自然な登場人物の判断を感じる展開になりつつあるような気がする。(TT)
(仲間思いで優しいアレンが、マテールへ神田やアルマの様子を見に行かなかったあたりから「お話の進行上そうしました」が優先されてきているなと思っていたけどね。)
星野先生は納得出来ても、多分私は
「何でそういう流れになるの???」
って思ってしまうような。
(私の好みの問題でなくて、自然不自然の問題で)
いや、星野先生は最後リナリーを出せば読者みんなが納得してくれると判断されるようだけど、そう思っているのはリナリーに目がくらんで冷静な判断が出来なくなった人だけじゃないのかなっていう展開になりそうな。。。。。
少なくとも今回のアポの天使な姿のシーンで、やっぱりハートはリナリーじゃないかと思いました。
だって、アポさんのやっている事はすべてみんなハートの為。
守らなければならない究極の姫ポジションはハート。
ハート万歳。
リナリーびいきの激しい星野先生が、このポジションにリナリーを置かないわけがあるまいと思います。
リナリーがハートじゃなかったら謝ります。
根もはもない憶測だったと。
(はずしてないような気がしますけど。)
ラビが気の毒だ。
今年もラビに会えなかった・・。
ラビ。せめて来年になる前に会いたかったよ。
メリークリスマス ラビ
これからアレンとジョニーの二人旅?
(今月号の展開をみていると、星野先生は最初から二人旅を描きたかったという気がして仕方ないぞ)
いくら友情の力は偉大だと言っても、この二人で旅するのって色々無理があるって・・・
また「敵に容赦してもらって無事でいる」という、戦闘ものとしては今一つ萌えない状況です。
今月号でD,Gray-Manを読み続けるテンションが下がった気がします。
3ヶ月待ってこれなのかー・・と、個人的には少々がっかり(--;
D,Gray-Manは骨格がすごくしっかりしている漫画だと思います。
初期設定でここは動かさないという部分はきちんとしていると思います。
だけど、漫画は長期連載になると、その骨格の上にエピソードという筋肉を色々乗せてくるわけです。
そのエピソードばっかりが増やされていって、肝心の骨格部分はちっとも描かれてこない。
話の核心が進展しない。
連載当初からひかれている伏線の回収が殆どない。
いい加減骨格部分をクリアーにして「この伏線はこういう意味だったのか」「D,Gray-Manとはこういう話だったのか」を明かしてくれよと感じる方もいるように思います。
(もちろん私を含めて)
私と同じように話しが進まないと感じられる方の殆どは、↑骨格部分が相変らず不鮮明なままストップしていると感じているんじゃないかしら。
休載が多いばっかりが「まだ待たせられるの」と思う理由じゃないと思うんですよね・・。
というのが今月号の正直な感想でございました。
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